2022年、行政から発表されたリスキリングへの支援法案に、メデイアから大きな反響がありました。2010年代の時代特徴と言われているのが電子化の促進。そして、プログラム技術もそれに伴って、AIや電子決済が当たり前のようになっています。専門家が2025年までに必要とされる人材を下記の5つにまとめました。

DevOpsエンジニア

(開発とオペレーション両方できるエンジニア)

AIスペシャリスト

デジタル・マーケティングマネジャー

タレントアクイジション・スペシャリスト

(人材獲得のスペシャリスト)

カスタマーサクセス・スペシャリスト

(顧客成功をもたらせる人材)

こういった分野でのリスキリングを、行政は推奨しています。

5年間に一兆円を投資して、国民全員リスキリングするようにと施策していく流れに乗って、さらなる活躍をしませんか?

しかし、リスキリングの5つの分野の中で、エンジニア、AIの専門技術を習得するのに、1500時間以上が必要と基準とされています。1,500時間を換算して、一日も休まずに3時間勉強するとして、500日、約2年間の時間が必要です。

それに比べて、デジタル・マーケティング、人材獲得、カスタマーサクセスの技術はIT、AI技術より習得時間が遥かに短いと考えられます。

IT、AI技術と違い、人に焦点を当てる技術は、人間理解を深めれば、テクニック面は再現性の高い技術を駆使できるようになり、誰にでもすぐできるようになるのです。しかも、座学のように固定して3時間勉強することもなく、日常的に実践できるので、3ヶ月ほどで習得することも可能です。

もっと先のことを考えると、リスキリングの最初の一歩目は、カスタマーサクセスに目を向けて、人間理解を深めた方が、その後のIT、エンジニア、AI技術の習得がより進みます。

なぜなら、全ての技術、テクノロジーの原点は、人の需要から生まれるからです。

大げさに捉えれば、人間理解を深めれば、全ての技術を繋ぎ、新たなビジネスを開拓して、キャリアのステップアップが可能になると言えるでしょう。

では、リスキリングの分野において、人間理解を位置付けしますと、

最近メデイアによく取り上げられている「非認知能力」と考えられます。


「人間理解」はどの分野でも必須とされるスキルですが、

その他の非認知能力を備えてないと、リスキリングすることが難しいと考えてもいいでしょう。


  1. リスキリングに必要な条件は以下の三つだと言われています。

上記三つの言葉はそれぞれの役割を持っています。

ハーバードビジネスの作者マーク・ボンチェック(Mark Bonchek)によると、アンラーニングは忘れることではない。アンラーニングとは、他の考え方、パラダイムを選択する能力であること。学習(Learning)とは、知っている新しいスキルや知識を取り入れること、アンラーニングとは、古い考え方、習慣から離れて、違うものを取り入れる過程である。

 

今まで持っていた知識、常識、スキル、考え方、マインドを手放して、新しいものに変えていくこと。

アンラーニングができればできるほど、リスキリングも多く経験している*ので、今まで持っていない新たな価値観、考え方を身につけていくことによって、キャリアをステップアップのキッカケにもなります。


なぜなら、リスキリングに必要なのは、ただ教えてもらうだけでなく、自ら行動して、考える力が必要です。古い習慣を持ったままでは、新しい価値観、考え方を吸収することが難しいのです。

*出典:パーソル総合研究所

ハーバード大学のビジネススクールは、90カ国の1500名管理職のうち71%の人を調査したところ、“アダプタビリティ”が、デジタル時代におけるリーダーに最も大事な素質であると発見しました。


では、アダプタビリティはどんなふうにキャリアに影響を与えるでしょう。

必要なスキルを習得し、そのスキルを獲得する成長マインドセット、流動的な姿勢が必要とされます。つまり、自ら学習し、変化していく力が必要となります。


それができると、自らキャリアの舵を握り、必要なスキルを見出して、自分の力でキャリアをコントロールできるようになります。そういった環境への柔軟性を培うことによって、多様な考え方、価値観を受け入れられて、自分のキャリアを選べるようになり、選択肢が増えるようになります。

If your career isn't growing, it's dying!


時間的展望(Time Perspective)とは、過去の経験、体験を定義し、現在の状況を過去、未来へ繋ぐスキルです。時間的展望を持つことによって、自己を深く理解した後、自ら選んで主体的にキャリアを構築していくことが可能です。


なぜなら、今までの経験、体験、スキルを考慮して、自分の興味関心、強みを見直すことによって、ご自身の伸びしろに気づくからです。それによって、進みたい道、望むキャリアの形を明確になります。


明確な目標ができることによって、これらのメリットがあります。

今まで成果に繋がらなかった経験、スキルを活かせるようになり、望む未来へ繋いていける、どんなふうに活かせるかを自分で決めて進んでいく力になるのです。

基礎コースでは、参加者がワークに取り組みながら、普段の行動パターン、考え方、心理的障害などをより理解できるようになります。

主に以下のテーマを扱います。

ワークショップ形式で、2日間、さまざまなゲームやワークを通して、今までの行動の裏にある心理や、これまでの人生体験を掘り下げていきます。

その中で表れる深層心理、行動パターンを元に、

今までと違う目線で自分や他人を理解し、自己認知を深めていきます。

講座中、さまざまなバックグラウンドの方たちとの交流はもちろん、ワークを通して、今まで使っていたコミュニケーション方法と異なる面をみていきます。

ご自身のコミュニケーションの強みと弱みをワークを通して理解することで、今までのコミュニケーションの弱点をご自身で気づき、仕事や人間関係をより潤滑に進めるには、より効果的なコミュニケーション方法、改善策をご自身で考えていきます。

時間的展望とは、過去・現在・未来の出来事の関連性を見出す能力を示します。目の前のことにフォーカスしたり、自分の中にあるモチベーションを理解して、過去のこととの関連性を見出し、将来のために今、何をすべきかを考えることができるようになります。

ワークとディスカッションを通して、自分の「モチベーションを持つ部分」を理解することで、自分に適した戦略を考えることによって、長期的な目的地を立てることができるのです。過去の失敗や経験をもとに欲しい成果との関係性をより明確にし、目標へ向かって前進できるようになります。


また、これまで過小評価していた自分の過去を再評価できるので、全く想定していなかったキャリアプランが導き出されることもあります。


それは人生100年時代を見据えたキャリア形成において、欠かすことのできない部分です。

それは人生100年時代を見据えたキャリア形成において、欠かすことのできない部分です。


2日間のコースを経て、自己理解を深めることによって、このような学びを得ることができます。

これらの学びは今後のキャリア形成に役に立ち、選択肢がはっきり見えるようになります。そうすることによって、自分が進みたい道を選択し、リスキリングして自分が理想とするキャリアロードへ進むことができるのです。

では、こういったリスキリングと従来のアップスキリングと研修の違いはなんでしょうか?

それは、、、

リスキリングは持っている専門スキルを強化するだけではなく、いろんな横展開ができるようになり、キャリアの選択肢を一気に増やすことが可能なのです。


短期間でキャリアに変化をもたらして、選択肢を増やしたい方は

ぜひご参加ください。


基礎コース 日程

14,800円

(税込)

日程①

1日目:2023年6月10日(土) 10時〜18時

2日目:2023年6月11日(日) 10時〜18時

日程②

1日目:2023年6月24日(土) 10時〜18時

2日目:2023年6月25日(日) 10時〜18時

日程③

1日目:2023年7月8日(土) 10時〜18時

2日目:2023年7月9日(日) 10時〜18時

※1日目、2日目は参加必須となります。

※講座の性質上、2日間連日のご参加が必要となります。

※1日目、2日目の13時〜14時は休憩時間です。